「わかること」と「できること」


​認知心理学では、事実や概念に関する知識を宣言的知識と呼びます。宣言的知識は「知ること・わかること」に言い換えることができ、インプットの作業を繰り返すことによって獲得します。また、やり方に関する知識を手続き的知識と呼びます。手続き的知識は「できること」に言い換えることができ、アウトプットの作業を繰り返すことによって獲得します。

一般的に、「知ること・わかること」の学習の後、「できること」を学習します。「できること」の学習まで至らないことで「わかっているけどできない」という状況になります。例えば以下の様な状況です。

・計算方法を知っているけど、実際にやろうとするとできない。 ・言葉の意味は分かるけど、「説明して」と言われると説明できない。 ・英文は読めるけど、英作文や英会話ができない。

試験では手続的知識を試されることが多いため、普段の学習から「知ること・わかること」と「できること」が別の次元の知識であることを意識し、「できること」の確認を重視する必要があります。

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