評価における大前提


​生徒は評価を与えられると様々な感情を抱きます。高い評価を得た場合は喜び・満足感・誇り・驚きなど。一方、予想に反して低い評価を受けた場合、自尊心が強い生徒は評価者に対して不満・敵意を、自尊心が弱い生徒は落胆・あきらめなどを抱きます。それらの感情は後の学習意欲に大きな影響を与えます。そのため、評価は公正に行なわれ、さらに学習者の納得が得られるものでなければなりません。

公正な評価が行なわれるための大前提として、評価者は以下の様な偏った主観性を排除しなければなりません。

・ひいき・・・指導者を慕ってくれる生徒や言うことを聞く生徒に対する評価を甘くする。言うことをきかない生徒に対して評価を厳しくする。

・錯角・・・ある特性が優れていると他の特性も優れているように感じる。例えば、字がきれいたど作文の内容も良く感じる。成績が良いと生活態度も良く感じる。

・偏見・・・ある集団に対して固定的な認識をもつ。例えば、男子は理科が得意、女子は国語や英語が得意とあらかじめ決めつける。

生徒にとって、このような根拠に基づいた評価は決して納得できるものではありません。


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